札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

the 10th anniv. ~ブランド設立前(2)~

こんにちは。ジブですm(__)m

今日のブログは
昨日アップした「ブランド設立前(1)」の続き。

「ブランド設立前(1)」を読まれてない方は>こちら<

札幌に帰ってから・・・
千葉の工務店のKくん(社長)から
教えてもらったC社長にお会いしたくて

ウズウズしていたのだけど

RIMG0230
↑↑↑2010年頃のジブ・・・。

当時の僕は・・・

「FPの家」の会員さんということもあって

お名前は存じ上げていました。。

けど
あの頃の僕は、
1年間に何件の契約を取ったか(売ったか)
ということにステータスを感じていて

何なら当時の僕1人で
会員工務店さんの規模で取られている
年間平均棟数以上の契約を取っていた
僕の価値観は棟数しかないような人間だったので

それとはまったく違う価値観の世界にいた
C社長とお会いできるルートが無かったんです。

もうね。
当時の僕は、天狗でした。天狗(笑)

ハウスメーカーとか
どうしてもノルマとかに追われると
そこで優劣が生まれ
そして、ぶっちゃけ収入が増えるので・・・

ハッキリ言います。

昔の僕のことですよ。
今の僕は違いますよ。
嫌いにならないでくださいね。

僕は、お金の亡者だったのかもしれないです。

そのお金の亡者が
千葉のKくんと会い、
何かがグラグラし始めてたんですよね。

おっと、話がズレましたね。

必死になってC社長と会えるルートを探したら
現在のlia Styleのマル秘メンバーが
C社長に可愛がってもらっていて
連絡が取れることが分かり
即アポを取ってもらいました。

会議で札幌に来られるタイミングで
ランチをご一緒させていただけることに。

当日は、正直、緊張してました。
未知との遭遇的な感じで。

メンバーは、C社長に僕に、マル秘メンバーの3人。

緊張しながら待っていると・・・
ちょい悪オヤジ的な空気感をまとった男性が
颯爽とあらわれて・・・

「おう、おつかれ。いくぞ」

と一言。
挨拶すらしてない状態でお店に入って
席に座った瞬間にC社長から

C:「名前は?」
J:「ジブといいます。今日はありがとうございます。」
C:「そう、ジブクン。あのさ~、君は何で住宅やってるの?」

唐突かつ、全く想定もしていなく
今まで考えたこともない質問がきて
”話し続けないと死んじゃう”とまで言われる僕が
返答できないでいると・・・

C:「まぁ・・・メーカーに居たらそうなるよな(苦笑)」

と独り言のような言葉を発した後、
おもむろに鞄から10枚ほどのA4用紙を取って渡され、

C:「オレが言いたいこと、纏めてきたから」

と、その10枚の内容をマシンガンのように、
僕に向かって言葉を打ち続けてくれました。

ビュッフェだったのに
C社長と僕は一度も席を立たずに
2時間、話し続けました。
会食で使用すると事前に伝えて用意していただいたからか
僕たちがいた個室にはお店の方がサーブして食事を運んでくれ、
深く、濃く、衝撃しかない2時間。

内容を細かくはここでは書きませんが
とにかく伝えてくれたことは・・・

「住宅とは何か」

という当時の僕(おそらく今の多くの皆さん)の
固定概念を覆すような話ばかり。

「外に味方をつくれ」

というこれからのチーム作りのこと。
自分はどんな仲間たちと
どういうことをやっているかとか。

「お客様に何をして差し上げられるのか」

お客様と会話をする重要さ。

会話って、普通に話しても”会話”だけど
そうじゃない、もっと深い、もっと強い
心の部分というか大切なことを教えてくれました。

その他、当時C社長が使っていた
巾木などを教えてくれたり
(なんと、これも鞄から出てきました)
美しいディテールとはどういうものかなども
教えてくれました。

正直・・・
初めて会った、どんな奴かも知らない僕のために、
これだけの事を話してくれて、
ここまでの想いをぶつけてくれるC社長に
僕は魅了されました。

僕は、C社長と初めて会ったあの日、
たぶん人生で初めて、本気で

「こういう人になりたい」

って思ったんです。
この人、やばい。かっこいい。
心が震えたんです。

僕の原動力と言ってもいい、憧れ。尊敬。

あっという間の2時間で
全然、話したりなくて・・・
けど、この感動をとにかく共有したくて

当時のメンバー全員に
C社長がくれた10枚の紙と
聞いた話を伝えました。

今思えば、
その時から明確だったことがありました。

この話に興味もって、ちゃんと聞いてくれたのは
ノムラだけだったんですよね。

よく、なぜノムラさんと二人でlia Styleを?
って聞かれるんですけど、
理由はこう答えています。

「同じもの見て、同じように良いって思えたから」

そのスタートがこの時からだったなと
このブログを書きながら改めて感じましたね。

ちなみに、この時のC社長から教えてもらった
「住宅とは?」ということにノムラは真剣に向き合って、
当時完成していた01Modelの間取りを大幅に変更というか
全く違う、想いが込められた空間に変更しました。

当時の僕には、正直いって図面をみても
理解できないことばかりだったんですが
それでもワクワクする間取りだったんです。

初めて、住まいづくりのプロセスで
ワクワクした瞬間だったのかもしれません。

01Modelのベースは、
10年たった今でも僕たちのベースとなっている
とっても重要なことなんですよね。

その答えは・・・
01Modelのネーミングに込められています。
そして、lia Styleのコンセプトにもなっています。

lia Styleのベースとなったことは
C社長と初めてお会いしたあの日に
いっぱい教えていただいたことがベースとなって
未だに愚直なまでに、僕らはそれを追い続けています。

あ!ちなみに、
この後、ノムラもぜひ、C社長にお会いしたい。って言ったことで
数か月後にC社長の会社やモデルハウスを
見学させてもらえることになりました。

その数か月の間・・・
僕は、1週間に2~3回は
C社長に必ず電話してました(笑)

ただ、C社長のエネルギーや考え方を
知りたい一心で。

もう、必死でしたね。

C社長・・・
あの頃は本当にすみませんでした(笑)
本当にありがとうございました。

次回、C社長のいる北見に行った話と
C社長からご紹介いただき、助けていただいた
僕が同じように尊敬する方との
出会いについて書きたいと思います。

ちなみに
僕がお世話になり、尊敬している方は
世の中に3人いるんですが
全てlia Styleに関わってからの繋がりなんです。

本当に人と人の繋がりって大事。

そうそう・・・
昨日のブログを書いたあと
千葉のKくんが読んでくれて
フェイスブックでもコメントをくれてたんですが
何気にKくんのブログを見てみたら
Kくんも僕たちのことを振り返ってくれてました。

Kくんのことは、尊敬しているし
目標でもあるし、同志だとも思っています。

千葉県で家づくりするなら
絶対に八街の【工藤工務店】が最良で最高です。

工藤くん(社長)は、僕にとって大切な親友だと
勝手に思っています。

僕よりマイルド(笑)な工藤くんですが
僕と同等かそれ以上に暑苦しい漢で
絶対にいい住まいを創ってくれる人ですよ。

千葉県にお住いの方はぜひ、工藤工務店まで!

工藤くんの昨日のブログは>こちら<

僕がどれだけの変化をしたのか
少しは感じてもらえると思います(笑)

では。

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それは「会話」から始まる家づくり。

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