札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

56 MODEL見立てる住まい

「大切なもの」を問い、
それをカタチにする。
けっして広大な土地面積ではない。
でも、豊かさはつくれる。
そのための妥協はしない。

CHECK IT OUT

エントランス/エントランスの棚は趣味であるキャンプ道具を並べるために設置。まさに見せる収納だ。
キッチン/眺めがよくコンパクトなキッチンスペース。特徴的な作業台は食器棚としても機能する。
屋根/「切妻屋根」というシンプルな屋根がアイコニックな印象。天井も二等辺三角形で陰影が美しい。

From Producer

適当に選ぶではなく、最適解を見つけだす。

「見立てる」は「相手のために考えること」だと思うのです。そして広いニュアンスを含む言葉です。「見繕う」という意味だとすれば、その人の趣味や生活にあわせて間取りや家具を提案していくことになる。有形無形で言えば有形。ファッションで言うところのオーダーメイドとかオートクチュールとかに近いでしょうか。一方で無形の「見立てる」もあると思います。家づくりは当然、建築前の企画設計からはじまる。いかにその人の暮らしを想像できるか。いかにその人の住まいに対する願いに共感できるか。つまるところ人生の時間をそこで費やしていく安心感だったりワクワク感というものを提案するのがわたしたちの仕事となります。今回はキャンプやアウトドアが好きというオーナーのライフスタイルから空間づくりを“見立て”ていきました。制約の多い住宅建築では理想を具現化するのは簡単ではありません。「本当に大切なものは何か」を見つめることが第一歩になります。

それは「会話」から始まる家づくり。

それは「会話」から始まる家づくり。