札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

47 異層の住まい|札幌の新築注文住宅デザイン|モデルハウス見学|lia Style(リアスタイル)

平屋ではない。平屋的である。
団らん、生活、子どもの居場所、カーポート。空間分けを「階」ではなく「層」と考えてみる。
つまりスペックではなく「どう暮らしたいか」から発想する。その思考プロセスこそlia Styleの原点。

CHECK IT OUT

居間と子どものいる空間/子どもたちの遊ぶ姿が視界に入る。上下の層に動きがあるからこそ生まれる空間的躍動感。
居間と縁側/“ちゃぶ台”が象徴的な憩いの空間。床に座ることで気楽さや安心感が増す。大きな窓と縁側的なデッキが心地よい。
ロフト/ロフトの層は収納という必要空間。リビング、子供部屋からの連続性感じさせるロフトへのアプローチ。

From Producer

会話から“見えない希望”まで顕在化させる。

「平屋がいい」というオーナーの初期希望に対して、私たちが考えた案は「平屋的な家」でした。多層の価値観と重層のフロア。だから「異層の住まい」です。それは会話を進めていくうちに「建築的にワンフロアがいい」という意味ではなく、「家族の近い距離感」が条件として浮き彫りになったからでした。条件や制約はlia Styleの設計プランにとって重要な要素です。希望ももちろんだいじですが「暮らしの優先順位」から逆算発想していきます。「外観が黒くてカッコイイ家」「陰影と北向きの家」というイメージもあるかもしれませんが、それは結果論。オーナーとの話し合いと熟考を重ねるからこそ生まれる合理性だと考えています。建てたい土地が見つかればそれで良しではなく、例えば「木が見たい」「心地よくダラダラしたい」「料理をしながら子どもと喋りたい」など核となる希望を重視します。そこからトータルバランスを踏まえながら設計と提案をする。それがlia Styleらしさだと思っています。

それは「会話」から始まる家づくり。

それは「会話」から始まる家づくり。