狭小地という「制約」は、逆算が利く「好条件」だと思います。私たちはオーナーとの打ち合わせで綿密にヒアリングし、本音や本質を吟味します。その家で何を実現していきたいか、何を優先順位とするか、突き詰めていくと絞り込みやすい。今回は「子どもとリビングの近くで一緒に過ごしたい」「アウトドアギアと車を格納するガレージがほしい」「愛着のある家具をそのまま使いたい」というリクエストを上位に掲げました。それらは「自分らしさ」を叶えることに他なりません。土地が狭い、建物が小さいというネガティブな要素も「自分たちらしい色に染める」というポジティブに変えることができます。ネーミングに取り入れた「生成り」は、白とはまた違う無垢な色であり、オーガニックな状態を指します。一日一日を経ながら、家族の個性が付いていきます。そして家という器に、思い描いた「生活」が浸透していきます。その経年変化もまた「生成り」の楽しさではないでしょうか。
こんにちは ジブです 今日の【フォト】です lia Style 09 Model 森然と間境な住まい 上から降り注ぐ直射日光ではなく、時間ごとに変化する自然な光を取り込むことで それぞれの窓がつくる光...
こんにちは ジブです 今日の【フォト】です lia Style 08 Model 【Re:A】質感をリノベーションした住まい 【Before】 【After】 シンプルに生活そのものをみつめること ...