- いままでの二世帯住宅を、忘れてみる。
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夫婦とお母さんの住む家は、たしかに二世帯住宅です。
でも、大切なのは「世帯」という様式より、一人ひとりが心地よく暮らすこと。
自然の森と人工的な中庭。光と陰影。母屋と離れ。
豊かさを生む空間構築のヒントは“対をなす”という考え方にありました。
CHECK IT OUT
Room Layout
ひとつひとつにワケがある。
そこにストーリーが生まれる。
中庭を囲むようなコの字型が特徴。家族が共に過ごす生活の場と、お母さんだけの「離れ」との間には絶妙な距離感を生み出します。
From Producer
「対」というコンセプトは、人を思い、
暮らしをみつめた必然の結果です。
もうひとつはロケーションの「対」です。図面ではわかりませんがこの家の向かいには公園がある(くわしくはブログで!)。自然の森を愛でると同時に、中庭に目をやれば一本の木が癒やしと元気をくれます。もちろんハーブなどのガーデニングも楽しめます。また、やわらかい自然光や乱反射を計算した採光と美しい陰影も「対」をなしています。その証拠にこの住宅には南向きの窓はほとんど存在しないのです。