札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

lia Style 26 Model(3)-コンセプトとネーミング。

こんにちは。ジブですm(__)m

今日は・・・
lia Style 26 Modelのコンセプトとネーミングについて。

26Modelのコンセプト・・・
土地の立地条件は今までの中で一番厳しい・・・
と前回のブログでお伝えしましたが

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コンセプトワークについても・・・
厳しいというか暴れん坊というか激しいというか・・・

ある意味、凄いです(笑)

lia Styleが住まいに求める価値観を
ぜ~んぶ共感してくれていたオーナーTさま。

Tさまご夫婦はポイントを絞ったイメージ(要望)が明確にありましたね。

・でっかい車庫をつくる。
・ダイニングとキッチンの位置関係。
・リビングやダイニングは2階に創りたい。

細かいコトを言うともっとあるけれど、ざっくり言うとこの3つが絶対条件。

でっかい車庫は・・・完全にご主人の趣味。
むしろ車庫に住んでいるんじゃないかっていうくらいカオスの世界(笑)
現在の車庫の写真を公開したくなるくらいですね。
棚とかは後から全部ご主人が使いやすいようにご自分で造る予定。
車庫のコトだけで1時間以上はご主人はきっと語れる(笑)
細かい指示とかってワケではなく、どんなコトするのか・したいのかを
じっくり話をして共通理解をしていきました。

ダイニングとキッチンの位置関係は・・・
奥さんがすっごく調べて、すっごく考えていてその思いを教えてもらって
けど奥さんも僕たちも、そのカタチのまんまがイイっていう考え方ではなく
奥さんがどうしてそれがベストって思ったかという気持ちをメインに会話し
これも共有する理想なカタチとしていきました。

リビング・ダイニングを2階にっていうのはご夫婦のご要望で
土地が大きかろうと小さかろうと2階がイイと思ってたらしいのですが
僕がみつけた土地が35坪という大きさで「車庫もでっかい」ので
必然的に2階に創られた感じでした。

あとの・・・
どんな空間になるか・・・

そういう一般的に誰もが一番気にする部分については・・・

その土地で美しく、楽しく過ごせる空間の追求・・・
それはノムラに丸投げすれば最高の空間ができる!

・・・っていうTさまとジブの共通認識(笑)
まぁlia Styleのオーナーはみんな同じように想ってると思います。

もちろんその中にはカーテンレスなどの要素も含まれて・・・です。

大切なのは・・・
Tさまの普段の暮らしなど僕たちがイメージできるまで会話し続け
その暮らしが豊かなモノになるように空間構築するだけ(ノムラが)。

Tさまが僕たちの価値観に共感してくれていたからこその流れですね(笑)

今回の26Modelは土地探しの経緯もあって
ある意味・・・
今までの住まいの中で一番コンセプトワークらしい内容がないのかもしれない。

けど・・・
Tさまといっぱい会話して
その会話をベースにノムラが創造した空間を
Tさまは気に入ってくれ
プロジェクトがスタートしているんです。

それって凄いコトですよね。
きっと他の建築会社ではあんまりない流れなんでしょうね。

今までのプロジェクトもそうだけど
26Modelで本当に感じたのは
やっぱり理解し合えた人たちと一緒に創る仕事は楽しいなってこと。

僕たちが楽しくなかったらイイ住まいなんてできるハズがない。

本当に僕たちは幸せ者だと思います。
Tさま、僕たちを信じてくれて本当にありがとうございます。

コンセプトらしいコンセプトがないけれど・・・
この住まいのコンセプトワークとしてブログで書けるのはこのくらい。

表現できない部分での共感が大きかったのが26Modelの特徴です。

さて・・・
26Modelのネーミングですが、ベースとなったのは
空間構築のベースともなった『閉じることで開く』という考え方です。

03Modelや07Modelも同じ考え方で創られた住まいですね。

26Modelは・・・
外壁やルーバーで囲う(閉じる)ことで生まれた間(バルコニー)に
メインの開口を開くことで豊かさを創造されました。

その間(バルコニー)は・・・
リビングとダイニングというメインとなる各々の空間のあいだに創られ
開放感などをもたらす存在でもあります。

間(ま)と言われる・・・
人間、時間、空間のそれぞれの間合いを形成するという日本らしい概念。

それら2つの間のあいだにあるスペースの部分を
「間の間(あいだのま)」と書いて『あいのま』と呼ぶんです。

”間の間(あいのま)”は辞書で見つけたんです。
なんか日本語って本当に面白いですよね。

この・・・
”間の間(あいのま)”の存在って
”侘び寂び”という言葉にもあるような、日本の心と言うか・・・
そこにある豊かさを感じることができる場所を指示している気がするんです。

26Modelの”間の間”は囲われたバルコニー。

その”間の間”こそが・・・
僕たちとTさまが目指した美しい空間であり、心地よく、かつ楽しく笑顔で過ごせる
そんな住まいを象徴する間(場所)と言えるのではないかと思いました。

ダイニングやリビングと言われるメインの空間ではなく
サブ的要素の”間の間”を創り、存在させるコトがこの住まいの豊かさの全て。

この”間の間”に開く26Modelが・・・
Tさまご家族の間(関係・絆)を幸せなモノに
Tさまご家族が「何かイイね!」って呟ける時間と空間をずっともたらしてくれることを祈って

lia Style 26 Model【間の間のある住まい】

と名付けました。

字面的にも面白いですが「間の間」の読み方は
「まのまの」ではなく「あいのま」ですのでご注意を(笑)

次回は模型編になります!

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模型をみてもらったの今回のネーミングになったワケを
何となく感じてもらえると思います。

すごくすごくイイんです!
お楽しみに。

では。

 
 

それは「会話」から始まる家づくり。

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