札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

lia Style 13 Model(3)-コンセプト!

こんにちは。
liaのジブですm(__)m

今日はlia Style 13 Modelのコンセプトについて。。。

とは言いながら本プロジェクトはコンセプトがキッチリというより
部屋のボリュームやそもそもの意義にオーナーと向き合い
空間構築に至るアプローチが重要視されました。。。

キター\(^o^)/

極小地であり変形地でもあるので
何より一番最初に決まったのは平面的な形状・ボリューム。。。

えぇ・・・
(ほぼ)三角形の土地の形状にあわせた住まいとなります(^_-)-☆
その決まったカタチとボリュームの中で
オーナーIさまの生活にとって必要とする空間を組み立てていく作業。。。

そうかこの作業は・・・
【Re:Project】にも通じる部分でもあるんですね。。。

極小地というとほとんどのヒトが三階建てを連想されるようですが
lia Styleはむやみにボリュームを大きく創るということはしません!
あくまでも丁度よい空間ボリュームを模索します。。。

オーナーIさまとは
20年、30年後(老後)の将来を見据え
三階建てという選択肢を最初から排除(@_@)

とは言え・・・
基本要素的には”クルマ”を置くスペースが必要。。。
それは必然的に1階に必要なボリュームであり
それを差し引きと住スペースにはどうしても限りがある。

オーナーIさまは3人家族。。。
とにかくご家族が気持ちよく暮らせる空間構築の上で
問題となったのは部屋と収納という違う要素をどう組合すかという部分。。。

ココでノムラは発想を柔軟にしました。。。
というより部屋と収納というスペースの本質に向き合いました!
ココがlia Style 13 Modelにおける最重要ポイントであり
オーナーIさまもご納得いただいたトコロ。。。

それは・・・既成概念というか、先入観というか・・・
既にイメージとして皆さんの中で確立されているコトからの別離。。。

そもそも収納を考えたとき・・・
モノを片付ける時、床に置いて並べるコトってしますか?
しませんよね?それでは片付きません。。。

そう。。。
収納で重要なのは積み上げるというコト。。。
収納で必要なのは床面積ではなく壁面積という事実を
多くの方は知らなさすぎです。。。
どうしても”プラン”という平面を重視するがあまり
例えば4.5畳のクローゼットも平気で造り
収納が大きいという錯覚を起こしてしまう。。。
けど、実は収納量は言うほど大きくないのです。。。
その大きいクローゼットの真ん中をどう使うのでしょう??
小さい床面積でも壁の面積が大きい(天井が高い)方が
いいかもしれない。

逆に部屋を創造するとき
その部屋の目的のほとんどを”寝るコト”とし
本を読んだりする時も”座って読む”という
簡単に物事を整理するだけで気がつくハズです。。。
そう”寝る””座る”行為だけを見れば
その空間は天井の高さは必要がないかもしれない。

天井の高さによってその空間のメリットは変化するんです。
lia13はその要素を考慮し天井高にメリハリがあります(笑)
↑メリハリってコトバは正しくないかもですね(^_^.)

だからと言って天井が低いからココが収納とか
天井が高いからココが寝室とか
完全に決めてしまうとフレキシブルさがなくなり
長く住むことができる住まいとかけ離れてしまう気がします。。。

今・・・
Iさまご家族はお子さんが小さいので
皆さんで”川の字”で寝てるとのコト。。。
けどいつかお子さんは”自分の部屋”をもつ時がくるでしょう。
その時にはお子さんの生活リズムも変わり
服や勉強道具なども増えてることでしょう。
ご夫婦の生活リズムなども変わってるかもしれない。。。

そんな時にもしかしたら・・・
部屋と収納の場所を変えてみたりすることで
空間のボリュームは変わらないのに
劇的に”住まい”が変化するという
フレキシブルさというよりは”柔軟さ”をもった空間。。。

言ってしまえば・・・
実用性をもたせた空間は
ドコで寝てもキモチイイし、ドコでも収納として使えます(笑)

この”曖昧さ”がlia13の最大の特徴でもあり豊かさになるんです!!

ただ・・・
lia13はコトバじゃなくカタチを見てもらったほうが楽しいかもしれない(笑)

次回・・・
模型公開しますのでお楽しみに\(^o^)/

では。

ご来場をお待ちしております!

 
 

それは「会話」から始まる家づくり。

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