こんにちは。ジブです
今日はスキップフロアについて
3回に分けて、ブログを書いてみたいと思います
とは言え、lia Styleでは
「スキップフロアをやりたいから、カッコいいからやる」
という感覚はなく
「スキップフロアになった理由」などが
必然性として必ず存在していると考えています
そんな必然性も
土地のスペックや住まいの価値観など
要素によって変わるのも事実です
今回は、サラッとになりますが
そんな土地や価値観に対する
必然性という部分についても
お話したいと思います
ただ・・・
個人的には
たしかにスキップフロア・・・大好きです笑
まず土地の面積というスペックが
必然性の要素になった事例を3件紹介します
lia Styleで初めてスキップフロアを採用したのは13Model
土地が超極小地で18坪という大きさ
かつ、三角形という土地のスペックで
住空間に限りがあったので
ビルトインガレージの天井を下げ
ダイニング・キッチンの床レベルを上げ
ガレージとダイニング・キッチンの間に
収納などのスペース(中二階)を創造した結果
スキップフロアが創られています
要は、土地のスペックによる
住空間のボリューム確保が必然性となっています
得られた豊かさのひとつが
階段などに座りながら、シアターを見る事ですね
三角形で狭くなっている側についているので
部屋のどこに居ても観れるのが面白い
このオイルタンクと同じくらいの奥行しかないファサードも
三角形の土地に、三角形の建物を建てているので
そもそも既成概念とはかけ離れた唯一無二の豊かさだと思います
その次のスキップフロアは
30坪と言う土地に、当時、車を3台停めることを
求められた20Modelです
ビルトインガレージ1台のほか
2台分の駐車スペース確保が命題だったため
13Modelと同様に
住空間に限りがあったため
必然性としてスキップフロアが採用されました
ビルトインガレージの天井を下げ
ダイニング・キッチンの床レベルを上げ
ガレージとダイニング・キッチンの間に
収納などのスペース(中二階)を創造した結果
スキップフロアが創られています
ダイニング下が中二階となっています
この空間ボリュームを構成するために
片流れの屋根が採用されていますが
その屋根形状に沿った
台形の窓が、必然性から生まれた豊かさのひとつです
3つ目は
学区などを意識した土地探しで
25坪という狭小地を見つけ
ご予算などのバランスも考えながら
コンパクトかつ空間ボリュームの創造を重視した48Modelです
かなりエッジの効いた高さを感じるファサードです
他の2プロジェクトと同じように
ガレージの上に中二階を創造し
その上の空間の床レベルを上げるという
スキップフロアですが
このプロジェクトで面白いのは
このスキップフロア部分は
寝室として活用することを考えた空間です
高低差を利用し死角を造ることで
プライベートスペースを実現しました
賃貸の間取りなどによくある
リビング横の部屋との距離感のここちよさを
オーナーが感じられて
それを再解釈して創られました
面白いのが
リビング・ダイニングのメインとなる
採光のための開口部は
このスキップフロア部分となる寝室の窓というところ
またこれがここちよい陰影を演出してくれます
今回は、土地のスペックによる必然性として
スキップフロアが採用された事例を紹介しました
同じスキップフロアでも
必然性となった要素が違う事例が2つあります
・オーナーの要望が必然性に繋がったケース
・土地の高低差が必然性に繋がったケース
この2つについても
シリーズ的な感じで、改めてご紹介しますね
こちらの記事でご紹介した各modelのWOKRSは下記よりご覧ください。
■13Model/家族のカタチを創る住まい
■20Model/はなの住まい
■48Model/生成りの住まい
では
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■様々な視点で住まいを考えてみた「考察」シリーズもぜひ読んでみてください
liastyle.jp/blog/category/考察
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■現在ご覧いただけるモデルハウス 住まいづくりの未来へと導くモデル 37Model【羅針盤】
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