札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

lia Style 14 Model(20)-オリジナル家具!

こんにちは。
liaのジブですm(__)m

今日は先日公開した・・・
lia Style 14 Model【対をなす住まい】のオリジナル家具について。

【対をなす住まい】はロケーションに開く角度が特徴的。。。
その特徴にあわせて家具は創られていく。。。

ダイニングとキッチンの関係性。

今回、その特徴にあわせて考えられたのがキッチン。

ダイニングテーブルの配置場所と空間との”違和感”を
全く感じないのはこのキッチンのおかげ。

独特なキッチンのカタチ。

”への字”のカタチが空間に一体感を生みだしています。

当初はこの特徴的なキッチン家具の”メイン”として考え
素材など選択しようと考えられたのですが
オーナーFさまの意向で”それ”は変更となりました。

Fさまが言われた一言は・・・

「カップボードを家具として創りたい」
「ちょっと古めかしい感じのカップボードにしたい」

【対をなす住まい】のダイニング・キッチン周りの家具は
このコトバがベースとなりブラッシュアップされていきました。

何だか懐かしい感じがするね。

カップボードは”古めかしい”感じを大切にするため
引き手や取っ手なども”昭和な感じ”を追い求め
そんなカップボード横に設置されるレンジフードが
”今風な感じ”になる違和感をさけるために
昔ながらのブーツ型(10年以上前からあるカタチ)をセレクト。

特定なイメージを持たないlia Styleの空間だからこそ
シンプルな美しさと”昭和な感じ”を絶妙に組み合わせれたのかも。。。

カップボードを創りこむからこそ・・・

シンプルがイチバン!

使い勝手もイイ!

特徴的なカタチのキッチンの存在感を薄くしたい・・・
壁と同化させたいという考えから・・・

キッチンはゼオライト仕上げ!

キッチン(背板側)は・・・
壁と同じ塗壁(ゼオライト)で仕上げることを選択。
ステンレスも3mm厚を採用しシンプルに創りあげました。

こういうキッチンを実現できるのもlia Styleチームならでは。

このダイニングテーブルも美しい!

家族の団らんの中心となる大きなダイニングテーブルは
カップボードと同じ樹種の”タモ”。。。
今回はカップボードとの関係から家具の匠がテーブルも担当。

シンプルな創りのテーブルがカップボードの印象と合い
この空間に彩りを与えてくれています。

このダイニングは本当に気持ちがイイ。。。
ディテール、デザイン、ロケーションの全てが感じれる場所。

団らんの場は気持ちイイのがイチバンだとジブは思います!

ここにも”昭和な感じ”を。

リビングとダイニングの中間域に配置されたTVボードは
どこからでも”ながら見”ができることを目的としました。
アシンメトリーなデザインがアクセントになっています。

オリジナル家具も・・・
住まうオーナー次第で必ず変化する・・・
ある意味、正解というモノが存在しない。。。

だからこそ家具を造作することは面白い。。。

逆に言えば・・・
住まうオーナーの個性を既製品を使うことで
打ち消してしまうかもしれない恐ろしさ。。。

その時は”その個性”を空間で引き立たせたり・・・
住まいという暮らしに必要なファクターは・・・
どれかひとつで成り立つモノではないですね。

空間構築と家具。。。

この二つは同時に考慮する必要があると強く感じています。

では。

 
 

それは「会話」から始まる家づくり。

それは「会話」から始まる家づくり。