札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

lia Style 26 Model(19)-オリジナル家具!

こんにちは。ジブですm(__)m

今日は・・・
lia Style 26 Model【間の間のある住まい】のオリジナル家具について。

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26Modelのオリジナルのキッチンとテーブルは一体になったデザイン。
キッチンの素材感が独特で、存在感も半端ないので
4本脚のテーブルよりスッキリさせたいという目的でした。

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ちなみに・・・
夜もかっこいいんですよ~。
この落ち着いたトーンがまたたまりませんね(笑)

このキッチンは
オーナーTさま、家具の匠、ノムラ(おまけでジブ)が目一杯はなして
純粋に一言「カッコイイ」と言えるキッチンを創るのがテーマとなりました。

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このキッチンの天板は・・・
すごいチャレンジで・・・
スチールにリン酸処理を施した素材で
通常では水周りに使う素材ではないのですが
このキッチンのイメージに合うというところと
素材感などオーナーTさまも気に入ってくれ採用されました。

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Tさまは何でもご自身でやっちゃうし、できちゃうしという方で
メンテナンスも含め、理解をした上でご判断いただけました。

僕らもTさまだから勇気をもって提案することができた素材だと思います。

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面材としては25Modelでも紹介した
撥水性のある左官仕上げ材のMortex(モールテックス)を
一緒に仕事をする左官職人の仕事の美しさがあって
成り立つことができたキッチンです。

・・・という言葉だけでは説明できない部分があって・・・

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扉や引出しの小口など細かいところにもMortexが施工され
その仕事の細やかさに目が奪われるのですが
ここには家具の匠の配慮が出来栄えを左右していることにも
皆さんに知ってほしいですね。

どういうことかというと・・・
このキッチンの面材を左官仕上げにする段階で
仕上げの厚み(塗り厚)を考えて扉の大きさなどを決めているという事。

家具の匠からすると、匠の仕事としてキッチンを創り終えた段階では
面材の仕上げがされていない不完全な状態な訳で
出来栄えを想像しながら、完成した時に美しいディテールとなるように
イメージしながら創ることはとても難しいのです。

もちろんそこには、想定通りの塗り厚で
美しく仕上げてくれる左官職人の腕の良さもあるのだけれど
lia Styleチームの信頼関係があるからこそ実現できたキッチンだと思います。

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結果として・・・
純粋にかっこいいってヒトコトで表現できるキッチンが創られたワケですね。

チームの結束力というか、暑苦しさを感じてほしいですね。

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キッチンの存在が半端なくすごいので
コンロ周り、カップボードのカラーを白基調とし
壁と同化させています。

また、レンジフードと隣の天袋(収納)が
一体となったディテールも拘りポイントですね。
こういう部分がイチイチ美しいのがlia Styleの特徴です(笑)

壁面部分をタイルにするのもイメージと合わなかったので
ここもMortexとは違いますが
同じような撥水素材の左官仕上げ材で仕上げてます。

引出しの手掛け部分がキッチンのカラーに合わさっているところが
僕的には好みですね(笑)

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今回のダイニングテーブルは家具の匠が担当。
チェアは”いつも”のlia Styleのチェアですね。

スッキリとした、シャープな、ソリッドな・・・
もう知っている言葉がないですが(笑)

ここもキッチンの雰囲気に合わせ創造されました。

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ちなみに・・・
このテーブルの脚の加工は相当大変だったそうで
美しさと強度を考えた結果、すごくマニアックなディテールだったらしく
脚1本の加工に半日以上かけられています。

時間のすべてが美しさに比例するとは言わないけれど
脚1本でそこまで拘られたテーブルは・・・やっぱり何かが違いますよね。

今までのlia Styleのキッチンの中では
あまり無かった雰囲気かもしれませんが・・・
気持ちをこめて、拘って創った家具は最高です。

何となく、改めてお伝えしますが・・・

「キッチンは家具です。」

間違いありません。

では。

 
 

それは「会話」から始まる家づくり。

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