札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

lia Style 28 Model(3)-コンセプトとネーミング。

こんにちは。ジブですm(__)m

今日はlia Style 28 Modelのコンセプトとネーミングについて。

前回のブログで書きましたが
28ModelオーナーMさまが土地に求めたのは

・お子さんの保育園までのアクセスのしやすさ
・ご両親やご姉妹のお住まいと近いこと
・ご夫婦のお互いの職場へのアクセスのしやすさ

というロケーションなどではなく生活イメージが想像できるトコロでした。

3つの条件をクリアしていたのが購入動機ではあったけれど
その土地から西の方角に望める綺麗な星空に感動しました。

ノムラはその土地から西の方角に望める美しい夕陽に感動しました。
ジブはヌケ感のある西の青い空に感動しました。

購入動機とは違うものにみんなが感動したという
今までにないプロセスがこのプロジェクトのキモとなりました。

・・・ということは空が見える家になるんでしょ?って思いますよね?

確かにそういうアプローチにはなる流れだし、結果なるんですが
この土地にはひとつ大きな問題がありました。

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それは・・・土地の高さ。
実は幹線道路より土地が1m以上低いのです。
そして、目の前にバス停があって良く人がそこに居るんです。

そう・・・
視線に対する対処を施さないと住まいがバス停から丸見えになる。
ただ単純に2階にLDKを配置すれば解決すると言う高さでもないんです。
それはただ空を望むではなく、あくまでカーテンレスの実現も目指すから。
外からの視線の位置が高くなるのはカーテンレスの実現にはかなりのハードル。

更に・・・
この土地の厳しい条件の中・・・
ご夫婦の生活イメージは
お子さんの事もあり、ご飯を食べて~寝るという生活ベースをワンフロアで解決したいというもの。
必然的にワンフロアの床面積が大きくなるのは想像できると思います。

たしかに土地は約60坪で大きい。
道路との高さ関係がなかったら平屋だっていけるボリューム。
けど平屋ならバス停から丸見えだし、道路やバス停が邪魔で美しいロケーションも望めない。
単純に2階にスペースを確保する?そうすると2階のボリュームがやたら大きくなってします。

このプロジェクトは・・・
土地の持つ最高な条件と厳しい条件、オーナーの生活イメージを整えることにより
美しい空間構築を実現するということがコンセプトワークとなりました。

 

ざっくり言うと・・・
道路とかバス停とか難しい高さの問題はあるけれど
オーナーの理想の生活イメージを実現するために
家の中に入ったら基本、ワンフロアで生活することができて
それでもって美しいロケーションをもつ心地よい空間を創っちゃうぞっ!という感じ(笑)

ノムラが創造したこの28Modelの空間で
ジブが一番「すげぇ・・・」って思ったのはバス停などからの視線への配慮。

視線への配慮というと・・・

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03Modelのようにルーバーで覆うとか・・・

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18Modelのようにバルコニーなど床をだして視線を切ったりという
今までのプロジェクトでの事例イメージがジブにもあって
ロケーションの関係もあるから西面全部に細長くバルコニーを造るのかな・・・
な~んて勝手に想像していたんですが・・・甘かったですね。

ノムラは全く違うアプローチでその問題をクリアしました。
更にそれは空間構築としてヌケ感も倍増するであろうアプローチ。

28Model・・・本当にすげぇ・・・です。
その凄さをジブがどれだけ伝えれるか・・・今から不安いっぱい(笑)

きっとLDKの空間ボリューム、ヌケ感、広がり感は恐らくlia Style史上一番の住まいになると思います。
そして、窓が美しいこと間違いなしな空間が創造されています。

さぁ、そんな28Modelのネーミングですが・・・

そんな28Modelのネーミングですが
個人的には前回のブログで書いた・・・

~~~~~~前回のブログの一部~~~~~~~~~~

僕たちに、Mさまご夫婦の4人が
違う時間帯に土地へ行き、違う感想を持ったけど
それは同じものであり、同じ方角だという面白さ。

反対側がヌケているから購入しを決断した土地ではない。
夕日が綺麗だから購入を決断した土地でもない。
星が綺麗だったから購入を決断した土地でもない。

けど
このプロジェクトを進めるメンバー全員が
購入する条件とは違う同じモノをみて良いと感じた。

これは今までにない感じ。

最初、少し感じたネガティブな部分はもう全くなくて
新しい気持ちというか、ドキドキ・ワクワクしかないですよね(笑)

こういう感じ・・・ダイスキです!

こういうのはすごく良くなると言うか
何かを超えるくらいのパワーをもつ面白いコトが起きる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この部分をネーミングで表したいって思ってました。
素直にいうとそう思って前回のブログを書いてました。
コンセプトワークでも書いた内容になるんですけどね(汗)

Mさまは・・・
「家を建てたいと思った。」「家族みんなで楽しく暮らしたいと思った。」
「自分たちとって最良の土地を見つけたと思った。」
「lia Styleが良いと思った。」「lia Styleで住まいづくりしたいと思った。」

そう思った気持ちがとても大切。
ただその気持ちを超えるモノがあった。その気持ちを超える要素があった。
それがご夫婦、lia Styleの僕たちが別々の時間でみた美しい西の空。

その美しい西の空を空間に取り込むことがMさまの気持ちを超えるものとなった。

最初に自分たちが拘ったモノではないのかもしれない。
ただその美しい西の空はずっと必ずそこにあって
「何かイイね」って感じる心をより強くし、そしてご家族を見守ってくれるような存在。

美しい西の空は・・・
きっとご夫婦が家を建てたいと思った想いを
将来の暮らしを僕たちと一緒に想像した時の想いを
全ての想いを超える空間としてくれ、その想いを超えた先にはご家族の笑顔があるはず。

そういう願いをこめて・・・
lia Style 28 Model【夕星(ゆうつづ)と共に暮らす住まい】と名付けます。

『夕星(ゆうつづ)』の意味:夕方、西の空に見える美しい金星。宵の明星。

得意の漢和辞典で見つけました(笑)
空、夕方(夕陽)、星とみんなが感動した情景が頭に思い描けるし
その『夕星』をずっと望むことが幸せという言葉を『共に暮らす』と置き換えれたと思います。

Mさま・・・いかがでしょうか?気に入っていただけましたか?

さぁ次回は模型編。早く公開したい(笑)

では。

 
 

それは「会話」から始まる家づくり。

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