lia
Styleは共感を大切にしてきました。リビングやダイニングなど「間取り」ありきを捨てること。キッチンを「家具」と捉えること。南向き信奉への疑問。天井や壁に映える「陰影」を愛でること。カーテンを必要としない窓の位置取り。片流れで勾配のある屋根。ガルバリウム鋼板の使用。職人の技を重んじること。これらは見た目の特徴ではなく、住まいづくりに対する考え方そのものです。希望に応える「オーダーメイド」というよりは一組のオーナーの人生と向き合って提案する。そうして答えを出すスタイルを取っています。そんな家づくりは言ってみれば非効率かもしれません。でもずっと暮らす家。効率よりも「納得」こそが優先されるべきだと思うのです。今回の65modelにおいても、隣家を考慮して視線をコントロールする開口部や、キッチンの存在感と間接照明、玄関を入ってすぐの土間と階段の空間美など、随所に独自性を散りばめました。それはlia
Styleらしさであり、同時にオーナーらしさとして表現されるのです。