札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

風景を切り取るということ。

こんにちは。ジブです。

何だかバタバタしてしまって
ブログの更新が少なくなってます。

が、頑張ります!

さて、今日は
久しぶりの「考察」カテゴリーです。

内容は
「風景を切り取るということ」という
要は、窓について書きたいと思います。

実は、2週間前に
YouTube用に動画撮影をしたのですが
(アップはあと2週間以内にしたいと思っています汗)

その動画の内容でも少し触れているのですが
ロケーションと窓の関係性って
かなり重要だと思っています。

とは言え、
この内容はノムラがオーナーに提案しているのをみて
僕が感じたこと、という部分になります。

lia Styleの施工事例の中で
ロケーションの住まいとして代表的なのは
lia Style 06 Model【樹望(きぼう)の住まい】です。

カーテンウォールで
ロケーションを縦に切り取るイメージだと思います。

このダイナミックな大開口は
室内外のインパクトが凄くて人気もありますよね。

この建物は
イチョウ並木に面しているのですが
面し方としては正対する形で
その1本1本の木の大きさが協調されている感じ。

その大きな木々を縦の開口で切り抜いて
豊かさとして室内に取り込んだ感じ。

ロケーションに対して
全く異なるアプローチをしている住まいもあって
その対比として紹介する施工事例は

lia Style 18Model【四季彩と暮らす住まい】です。

こちらはポプラ並木に面しているのですが
土地が変形地ということや
ロケーションと土地が正対している感じではないこともあって
ノムラがパノラマのように横に広がるイメージを
創り上げてくれました。

思い出話になりますが・・・
18ModelオーナーNさまは
ロケーションの良い土地を手に入れた時に
思い描いた窓のイメージは
06Modelのような縦に切り取った開口部でした。

ただノムラのイメージを聞いて
ご理解いただき、この空間が創られたのですが

ここで参考にしてほしいのが
例えば、一言でいうと「ロケーションがいい」という土地でも
その土地の形状や、ご家族の暮らし方などから
ロケーションに対しての”最良の切り取り方”が
変わることがある、変わった方が豊かな場合があるということです。

もちろん、例えば縦に切り取る窓
カーテンウォールが絶対に欲しい!と言われたら
それを実現することは、可能です。

けど、カーテンウォールを設置することを目的とするのではなく
見たいもの、美しいもの、上記の施工事例でいうとロケーションになりますが
そのロケーションを室内に美しく取り込むことを目的にするだけで
最良な答えが変わるかもしれないですよね。

一般的にいう注文住宅は
0から全てを組み立てていきます。

目的を何にするか、だけでも
創られる住まいは変わると、僕たちは思っています。

みなさんの思い描く理想な我が家は
きっとあると思いますが

その思い描いたものをを
勇気をもって一度、リセットしてみるのも
豊かさに気が付くきっかけになるかもしれませんね。

この考察の答えとしては、
風景を切り取るということは
「窓の大きさ」や「窓の形」が大切ではなく

その風景を、どのように切り取って
室内空間の豊かさとするか。

となるかなと思います。

そして、それは
窓だけではなく、住まいの色々な部分で
大切な考え方というか、価値観なのかもしれません。

では。

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■【YouTube】カーテンは必要なのか?
https://youtu.be/kakwBy3L2bs

■37Model【羅針盤(モデルハウス)】で家づくりについてお話しましょう
https://liastyle.jp/works/model37/
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それは「会話」から始まる家づくり。

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