札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

今までで一番の長文です(笑)

こんにちは。
liaのジブですm(__)m
 
今日は思うことがあって真面目な話を。。。
って書くといつも真面目じゃないみたいで
何だか嫌な気持ちになるんですけどね(笑)
 
lia10【Proto】のオープンハウスの時に配ったリーフ。。。
(2月以降に資料請求いただいた方にも送付している・・・ハズ)
 
それに書いてあるひとつに・・・『既成概念とは何か?』
 
リーフに書いてある内容をベースにして
ちょっとブログを書きたいと思います。
 
過激な内容の部分もあるかもしれないですが
僕が言っていることが”絶対”でも”全て”でもないし
”何かを否定”するつもりでもありません。
 
ただ僕はこういう風に思っている、こういう考え方もあるよねっていう気持ちで書きます。
 
それに対して皆さんは・・・
それわかる!、そうなんだ!、自分が好きなこととは違う、などなど・・・
色々な感想を持たれると思います。それでイイんだと思います。
ただその感想がもしかしたら各々の住まいづくりのヒントになるかもしれませんよ。
・・・ってジブは言いたいだけなので・・・ソコ・・・ご理解くださいね。。。
 
さて前置きが長くなりましたね。。。
本題です。。。
 
皆さんは・・・
「住まい」を持ちたいと思ったとき、最初に何を考えるのでしょう?
 
土地の立地条件、家や部屋の大きさ、部屋の数、雑誌を見て参考に・・・
などでしょうか。。。
簡単に言えば「良い土地」を探し、その後「良い建築会社」を見つける。。。
そういうヒトコトで表せられるような気がします。
 
ただ、そもそもこれらの条件を皆さんが考えるベースになっているもの・・・
きっとこれが『既成概念』なんだと思います。
そしてそれは・・・
誰かが言っていた・本に書いてあった「便利」「使いやすい」「可愛い」などなど
”フレーズ”に飾られる、ある種のルールに沿ったもののような感じ。。。
 
そうじゃないと説明が付かないことがあるんですよね。。。
例えば・・・
 
土地は南向きがイイとされる『南向き至上主義』
リビングは広い方がイイとされる『広いリビング最高説』
家族人数に関わらず多くの人が望む『4LDK理論』
収入や立地条件、建築会社など条件は違えどなぜか一致する建築予算『3,000万の法則』
 
本当に多くの人が同じような、ルールに沿ったようなコトを言うんです。
上の4つの要素を考えれば、確かに家は完成しちゃいます。
やっぱりコレって既成概念ですよね??
 
そしてその既成概念に縛られた結果として・・・
「ガマン」や「諦め」が当たり前になってしまっている気がします。
 
”予算”が足りないからガマンしよう。
こんなコトをしたかったけど、何らかの理由で”できない”から諦めよう。
 
これも良く聞くことだけど・・・
そもそも”予算”ってどうやって決めたのかな?
”予算”よりオーバーしたから良いとか悪いとかっていう話ではない気がするんです。
 
乱暴な言葉かもしれないけど・・・
仮に”予算”がオーバーしてたって”イイ””ほしい”って思えるのなら安い買い物で・・・
仮に”予算内”だったとしても、ドキドキしない家だったら高い買い物なんじゃないかな?
 
そもそも・・・
”予算”だって誰が見ても『良い土地』を買ったら土地の費用だけでもコストオーバー??
その結果、家をガマンする??
土地を買うのが目的じゃないはずで、家族が住まう「住まい」なんだから
そのトータルコストで整合性を見るっていう考え方もアリなんだと思うんです。
 
lia Style Office & 03 Model【スカイコートのある住まい】の土地は・・・
2年間もの間、売れ残っていた土地です。。。
誰も見向きもしなかった土地だからこそ・・・確かに相場より安価でした。
そして僕らはそこに”間取り”ではなく”空間”創ったんですよね。
多くの人に・・・イイね!って言ってくれる住まいを創ったんですよね。
 
土地がなければ住まいは建たない。
事実だけど、土地だけ見たって意味がない。
だからこそlia Styleは土地がない方は土地から一緒に探しましょう!と言ってます。
オーナーのコトとちゃんと向き合って、その関係が築けなかったら土地・・・探せません。
 
lia Styleは・・・
プランニングを進めて行くときに
オーナーから「何帖のLDKがほしい?」などのご要望は聞いていません。
プランのご説明の時も「ここは何帖」などの説明もしていません。
 
その空間の目的・意図を僕らとオーナーが共有できていたら
「何帖」などという数字は必要ないと思っています。 
家具を造作するのもその空間の目的を理想なカタチとするため。
lia Styleの住まいはモノの配置をほとんど決めているんです。
だからこそ数字が必要がない。。。
 
ではオーナーとは何を”会話”するのか?
 
ヒトコトで言えばイメージの共有。。。
 
朝ごはんは何時くらいに食べるのかな?
ご主人の出勤時間は何時なのかな?
ご主人が会社に行った後、奥さんはどんなコトをするのかな?
子供は何時に帰ってきて、どんな顔をして帰ってきてほしいのかな?
ご主人が仕事から帰ってくるのは何時頃なのかな?
ご主人が帰ってきたら、ご主人はまず何をする?奥さんはその時どうしてるのかな?
 
そこに住まうオーナーの一日、一週間がイメージできるように。。。
 
その他・・・
子供をどう育てていきたいのか?
窓から何を見たいのかな?
将来、奥さんは仕事をする?しているのかな?
趣味は?休みの日って何をしてるのかな?
子供が今いなければ、例えば子供が生まれた時のことを想像してみよう。
 
オーナーの将来へのビジョンを雰囲気でも感じたい。。。
 
僕らはオーナーが住まう姿が想像できる空間を創っているんです。
土地を探すのもこのイメージの共有から僕らはスタートです。
 
極端な例だけど
『家に帰ったら・・・まずワインを飲みたい』
なんて想像したりするかもしれないけど
『40坪の家に帰って・・・20帖のリビングでワインを飲みたい』
っていうイメージをする人は絶対にいないと思うんです。
 
もちろん・・・
大きなリビングのある家に住みたいという夢を持つ人もいるでしょう。
その人は大きなリビングを創ればいいんです。
 
大切なのは・・・
ちゃんと自分と向き合って決めるというコト。。。
 
『自分は・・・どうしたいのか』
 
・・・これが重要です。
例えば・・・lia Styleは・・・僕は・・・
南の陽は好きではないです。強すぎ、主張がね。陰影も美しいと感じない。
けど好きって人もいるかもしれない。
けど南向きを重視する会社がほとんどです。
 
これも『自分は・・・どうしたいのか』
 
・・・です。
 
皆さんに言いたいのは・・・
自分が共感できる会社を見つけるのがベストというコト。。。
それは会社じゃなく人かもしれないけど。。。
 
お互いがリスペクトできる関係性じゃないと
オーナーも建築会社も・・・不幸ですよ。
 
その「こうしたい!」を明確にするため、カタチにするために
僕らはいるんです。
自分だけで答えを出す必要はないんです。
考えて、頑張るのは僕らの仕事。。。
オーナーは楽しければイイんです(笑)
 
だから僕らは言いたいコトは言う!
 
概念でいうと・・・
風水や家相についても昔は良く質問されました。。。
困るのが、風水や家相について書いてる本によっても内容が微妙に違うんです。
それも疑問に感じるところでもあるんですけどね。
そもそも気にする人もいれば、気にしない人もいる。。。
昔に考えられた迷信のようなもので現代の住宅には一致していないとか
言う人だっている。。。
 
極論言えば・・・これも・・・『自分は・・・どうしたいのか』
 
気になる人は意識をすればいいし、そうじゃなければ気にしなければいい。
シンプルだけどそのまんまですよね?
自分が後から後悔しなければいいだけで周りがどう思うとか関係ないんです。
 
自分がイチバン信頼できるプロと向き合って話し合うべきコト。
 
自分が『こうしたい!』って思うことを言える関係性。
自分が言ったコトに対して相手が真摯に向き合ってくれるかどうかの関係性。
 
けど『こうしたい!』って思う内容は・・・簡単なコトバで表されるくらいがちょうどイイ。
これが行き過ぎると、また自分が見える世界を狭くしてしまうから。 
 
自分の希望通りの家が一番なのではなく
自分が信じた会社や人と一緒に考えて、悩んで創った住まいが最高だと信じてます。。。
 
lia Styleは『自分の住まいは自分で創ってほしい』と強く思っています。
だからこそオイル塗りなども自分の手で仕上げてほしい。
 
僕らはオーナーといっぱい話がしたいんです。
僕らが想うことも遠慮なく話をさせてもらいます。
だって同じプロジェクトチームの仲間だから。。。
 
まずは簡単なコトバで表現すること・・・
『自分はこうしたい!』と。。。
 
これが僕が想う住まいづくりの一歩だと思います。。。
 
恐らく・・・今までのブログの中で一番の長文(笑)
最後まで読んでくれる人がどれだけいるのかな。。。
 
ココまでたどり着いてくれた方に感謝です(笑)
 
多くの方に住まいづくりで一番大切なのは
一緒に創る人たちとの『会話』が重要だと伝えたいと思って
書き始めたら長くなってしまったのと・・・
後半は僕も何かいてるのか少し分からなくなっちゃった(笑)
  
ただlia Styleは・・・
オーナーの知る・見る世界を広げたいんです。広げてほしいんです。
みんな既成概念に縛られて見える視野をかなり狭くしちゃっているから。。。
 
だからこそ極端な内容のブログになってしまってるのですが(笑)
ビンタみたいなものだと思ってください。。。
  
とにかく常套句ですが・・・暑苦しくてすみませんm(__)m
 
では。

 
 

それは「会話」から始まる家づくり。

それは「会話」から始まる家づくり。