こんにちは。
今日は・・・
lia Style 20 Model【はなの住まい】のオリジナル家具について。
いや~~
勝手にオリジナル家具の紹介をしていたつもりだったのですが・・・
まったく家具について書いていない事に気がつきまして・・・
得意の出し惜しみってことでお許しください(笑)
さぁ・・・
気を取り直してご紹介しますね。
まずはオリジナルキッチンについて。
lia Styleのオリジナルキッチンは
基本的に『キッチンは家具です。間違いありません。』という
一言を大事にし創られています。
今回は
キッチンの配置や空間構築を考慮し家具の匠が考えたのは
完全に空間に同化するキッチンを創るということでした。
この写真にキッチンが写りこんでいます。
良く見れば分かると思いますが
一瞬で気がつく人は少ないかもしれません。
キッチンの前は階段となっているために
木箱を配置することで手元を隠したり、物が落ちないように配慮。
その木箱は固定式ではないので
その利用法は住まう方のその時々に合わせて変化します。
ちなみに・・・
空間に同化するキッチンと言いましたが・・・
同化させるために工夫をしている部分があるのですが気がつきますか?
ここまでに掲載した4枚の写真を見て頂ければ分かるのですが
階段部分の手すりがキッチンと一体化されています。
手すりと一体となったフレームによって木箱が収まるカタチですね。
そして・・・
キッチンの(階段・ダイニング側の)面材は壁と同じゼオライト。
このキッチン自体が階段部分の壁手すりの役割ともなっているのです。
パッと見のデザインはシンプルにしか見えないかもしれないけれど
この空間にとってこのキッチンは存在する意義が明確なモノ。
それは・・・
ただカッコイイとか可愛いとか素敵とか
そんな言葉を凌駕するモノだと僕は思いますね。
動線もシンプルで使いやすく
天板は人造大理石ですが
シャープなディテールがポイントですね。
この角度から見るキッチンは可愛い感じがしますね。
見る角度、面によって
意味や表情を変えるキッチンは珍しいと思います。
すごいすごいイイ!
家具の匠にこのキッチンを語らせたら2時間は話し続けそうですね(笑)
これもお約束のオリジナルのダイニングセット。
20Modelは”ナラ”の天板を採用。
綺麗で厚みのあるナラ材があるということで迷わず採用。
オーナーMさまのご両親も
このテーブルは羨ましがってましたね~。
リビングにそっと置かれたTVボードですが・・・
今までのlia StyleのオリジナルTVボードの中で
一番ハードな感じのデザインになっています。
ご主人の何となくのイメージをお聞きし
家具の匠がデザインしました。
このTV・・・カッコイイです。
かなり細かいディテールです!
トメ加工など技術が必要な造りなんですよ。
20Modelのオリジナル家具はとにかくマニアック。
文章化するのが本当に大変(笑)
けど本当はジブが伝えたいのは
ディテールよりも創り手たちの暑苦しいまでの想い。
その想いがなかったら
こんな面倒なディテールの家具を創ったりしないだろうから。
家具は目に見えて分かりやすい部分だけれど
lia Styleチームの仲間はみんな同じような気持ちを持ってくれている。
仲間との関係は僕たちにとって誇り。
そんな僕たちの誇りを、少しでも感じてもらえたら嬉しいですね。
では。