札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

lia Style 37 Model & Office(18)-ウォール。

こんにちは。ジブですm(__)m

今日はlia Style 37 Model & Office【羅針盤】の室内空間で
エントランスを上がったときに望むのが・・・

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この真正面のウォール。

もうね。一言でいうと・・・ずどーんって感じです(笑)

細かいポイントはいっぱいあるのだけれど
ご来場いただく多くの方が、まず立ち止まって見上げる感じです。

正確に言うと渡り廊下のようなホールを挟んだ吹抜や
シンプルながら美しい階段、
細かいディテールが積み上げられたシンプルで美しい空間、
奥行きを感じる複雑な陰影などが相まって
よりこのウォールを引き立てています。

そもそも、この壁はもしかすると今までのlia Styleのイメージとは
全く違うものと感じた方も多いかもしれません。

何を隠そう、僕も「lia Styleらしさを失うのでは?」なんて思った時もありました。

ディテールに拘ったり、質感や素材感を整えたりするのは
lia Styleの住まい、ノムラが創る空間のマストだし
それが僕がlia Styleの好きなところのひとつでした。

その反面、表現は適切ではないかもしれないけれど「ただカッコつけるため」に
何かにアヤをつけるみたいなコトは嫌だったし、嫌いでした。

オーナーの拘りなどで壁のカラーを変えたりとかはしていて
それはオーナーの思いだから、それをやる意味はあると思ったけれど
lia Styleのモデルで壁の素材を変えるというのを聞いたときは一瞬ためらいました。

けど、こうやって空間が出来上がってみて
既成概念というか意味が違っていたことに気がつきました。

このウォールは、そもそも「カッコつける」ためのものではなく
37Modelの空間の方向性を指し示すためのもの。

「古き良きもの」と見直し、取り込んで創られた37Modelのその空間の方向性を
ノムラはこのウォールで明示したのだと今は思っています。

だからこそ鉄などのその他の素材感もそれを選択した意味が成り立ってきます。

逆にlia Styleらしさをも表現できているウォールだとも思っていて
すっごい面倒な仕事を真剣に向き合って、考えて、工夫して
左官チームが仕上げてくれたんです。

面倒なことを、楽しみながら、笑いながら、真剣にやる。

これこそが僕が大好きなlia Styleのチームなんだと再確認しました。

このウォールは・・・
ノムラが鉄が錆びたような色合いを表現したいと左官チームにオーダーし
ベースとなる”錆び色”を左官職人とノムラが作り
合計4色のカラーを塗り重ねて仕上げられました。

施工しているのをK大工と一緒に見てましたが・・・
「これは面白いけど、大変だよね~」って話していたのを覚えています。

この37Modelの空間を指し示したウォールを
ぜひ皆さんのご体感ください。

では。

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それは「会話」から始まる家づくり。

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