札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

lia Style 42 Model(模型編)

こんにちは。ジブですm(__)m
今日は・・・
lia Style 42 Model【鎹思庵(かすがいじあん)】の模型を公開します!

写真は全て拡大できるので拡大してくださいね。

☆外観
・外壁材はガルバリウム鋼板の立平葺を採用。
・片流れの屋根を採用し、東側の高さを抑え気味にした効果もあり実面積よりも大きく感じる。
・カースペースを配慮し、L型の形をした特徴的なファサード
・バルコニーの高さが2階の窓高さより低い特徴をもつ。
・シンプルなファサードだからこそ、縦平葺の美しさなどを感じることができる。

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《北側ファサード》

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《北東側ファサード》

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《東側ファサード》

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《南東側ファサード》

☆内観(1F)
・建ぺい率ギリギリの大きさとなった。
・ポイントはお義母さんの生活空間を1階に集約すること。
・一見すると窓が少なく感じるが、リビングには上部の吹抜から、ダイニングには中二階のバルコニーからの陽が階段吹抜を介し降り注ぐ。
・中二階のバルコニーと珍しい形をとっているが下部が物置となっており効率的な空間となった。
・UTには家族全員の下着なやご主人の仕事着をしまうことができるクローゼットを各部屋の収納とは別に確保。
・ダイニングキッチンを中心にゾーニングされた無駄のない空間で生活スペースを最大限確保した。

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北向きの土地に対し、カースペースの確保と二世帯で暮らすための
お義母さんの生活スペースを最大限に確保することが最重要ポイントであったため
建物は東・南・西と三方向に寄っているため
通常の採光の考え方(lia Styleにとってはいつものことだけど)では対応できず
中二階のバルコニーからの明るさをダイニングに届けることをノムラは選択したのだけど
下の写真のように、それが良いんです。本当に。

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最大限のボリュームを確保するため
各々の間に必要なボリュームを最適化し
コンパクトに、豊かに創られた最良の空間構築となった。

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☆内観(2F)
・2階は若夫婦のスペースと優先順位を考えて上階に配置した仏間(客間)を配置
・若夫婦の心地よさを考え、特にヌケ感を重視して創られた。
・階段ホールから見下ろすバルコニーというのが、やはり面白い。

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南側に配置された吹抜に若夫婦の寝室も仏間も開かれていて
ヌケ感を感じるように工夫されている。

また仏間は階段吹抜の方にも開かれていて『仏間=クローズされた部屋』
という概念を取り払って創られた空間にノムラの遊び心を感じる

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やっぱりバルコニーの位置関係が面白い。
ただこの北側のバルコニーや階段吹抜は1階に降り注ぐ明るさの確保が
一番の目的というのがlia Styleらしさと感じる。

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コンセプトのブログでも書きましたが・・・

土地の制限と実用的な最低必要となるボリューム。
実用的な要素と美しさ・楽しさを求める要素。
ご夫婦の暮らしのイメージとお義母さんの暮らしのイメージ。

相反するけど両方とも大事なことが多すぎて難しいプロジェクトですが
ノムラはそれをよくまとめ空間として表現したな・・・と感動しましたね。

本当に、すごいです。

42Modelも楽しみですね。
今、42Modelは基礎工事中です。

進捗もお楽しみに。

では。

 
 

それは「会話」から始まる家づくり。

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