札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

素材感。

こんにちは。
liaのジブですm(_ _)m

今日は”素材感”というコトバについて考えてみたいと思います。
しかもちょっとマニアックな目線で(笑)

素材感。。。

住まいの中でこのコトバが想像されるのは・・・

無垢フロアーや塗壁。。。
無垢テーブルなどなど
偶然か?必然か?
あたたかみを感じるようなモノが多い気がします。。。

みなさんはどうですか?

逆に・・・
素材感というコトバからかけ離れているもの・・・
例えば”塗装”をしてしまっていて素材感を全く感じれないような・・・
そういうモノが住まいには多く存在している気がします。

僕らはそういうあまり注目されていないような
そういう素材の質感なども大切にしていきたいと思っています。

その代表例が・・・”鉄”。。。

特にlia Styleでは手すりの素材感が特徴的かもしれませんね。。。

lia03

lia13

lia03やlia13、lia15で採用した”鉄鋼”の素材感を表現した手すり。。。
見る角度や陽が当たる場所、当たらない場所で違った色合いにみえる良さ。。。

lia05

lia07

lia05やlia07、その他多くで採用する”鉄(スチール)の黒皮”の素材のまま仕上げた手すり。。。
黒でもグレーでもない何らかの単色を表す言葉では表現のできない色合いの雰囲気。。。

各々クリアの塗装を施してはあるものの
その素材がもつ色合いや風合いを感じれるコトが
空間に深みを与えてくれています。。。

ではなぜ”鉄”の素材感を感じれない仕上げが多いのか。

それはイチバンの理由は・・・”傷”という問題。。。
人造的な色ではないため
その素材自体に”傷”が入ってしまうと
その素材感を損なうためにしようできなくなります。

そしてそれは
手すりを製作しているときも
手すりを取り付けするときも
手すりを取り付けたあとの作業をしていても
ずっと付きまとうリスクでもあります。

また・・・
溶接や曲げ加工などの手を加えられた部位の美しさなど
手間隙かけたシゴトを求められるため量産化にも向きません。
創るのがとても難しく扱いに神経をつかう仕上げであるから。

そんな難しい素材だからこそ
美しい空間にとっては最高の”素材感”をプラスしてくれるのです。

それはもしかすると
多くの人が見て感じる・・・例えば”木の感じ”という主役にはなれず
ずっと脇役でいるような存在なのかもしれない。

ただ僕たちはこう考えるのです。
ディテールの積み重ね、素材がもつ質感などを整えてあげる。
きっと脇役でいるような存在が最高であればあるほど
その空間は「何かイイ!」という・・・
コトバでは表現できない良さをもつことができる。。。

みなさんが思う”素材感”
もっと多く、広く色々なモノを感じてあげるコトで
今まではとは違う世界を垣間見れるかもしれませんね。

これはほんの一例です。
では。

 
 

それは「会話」から始まる家づくり。

それは「会話」から始まる家づくり。