2014.03.14
こんにちは。ジブですm(_ _)m
今日はlia Style 17 Modelのコンセプトについて。
オーナーＳさまは前回のブログでも少し触れましたが
クセのある土地は最高！という魂の持ち主（笑）
それは僕らにとっては嬉しくもあり、楽しくもある最高の土地。
ただ最初にお話をした時や
土地が決定後のヒアリングでも
とにかくＳさまが気にされていたのが３人のお子さんのコト。
ご夫婦のお仕事の関係などもあり
今の住まいの近くてあり
ご実家の近くという立地条件の土地を
求められていた時にクセの強い面白い土地をみつけたんです。
いつものジブなら
最初に聞いた条件というのは
「なぜ？」という追求をし
オーナーの中にある”既成概念”を明確にしていく感覚なのですが
Ｓさまには”それ”は全くしようと思わなかったんです。
今の住まいやご実家の近くの土地であるべき理由が
そのくらい明確で、そのくらい重要だと感じたから。
逆に価格が高く、少し希望よりも離れた土地でも・・・と
お話になられてたコトを無視してご提案をさせていただきました。
ロケーションとかそういう要素ではなく、とにかくお子さんのために。
結果として面白い土地になりましたけどね（笑）
だから相場よりは安価で購入できたメリットもありますよね！
土地の立地だけではありません。
空間構築も・・・同じコトを考えて創られました。
お子さんを想うご夫婦のライフスタイルが確立されていたので
僕らはとにかくその生活を気持ちよくできるようにしたい。
もう・・・それだけでした。
そのご夫婦のライフスタイルとはどういうモノだったか？
一言でいうと、本当に子供たちのために家族団らんの時間を
ちゃんと確保するコトが全てのベースとなったスタイルなんです。
ご夫婦のお仕事柄・・・
家族団らんの時間を大切にしたい
子供たちとの時間を大切にしたい
そのコト自体も油断するとすぐ失ってしまうくらい
本当にお忙しい仕事をされています。
それでも仮に１日のうちに３０分しかなかったとしても
その時間を大切にしたいという一心で
奥様はお仕事の勤務時間を調整されているのです。
せめて朝食の時間をとり、家族団らんの大切の場とすること。
ご飯を食べた後、子供たちを学校へと見送りたいという親心。
その時間や想いが・・・
オーナーＳさまご家族のライフスタイルのベースとなっている。
僕らはその話を聞き、Ｓさまのライフスタイルに共感し
とにかく僕らが創るlia Style 17 Modelは
その親心を大切に、そして朝に訪れる家族団らんの時間がより心地よく
笑顔に溢れ、楽しく過ごせる、みんなを包み込むような美しい空間にしたい。
その上で子供たちの楽しみやご夫婦との繋がりの距離感・・・
子供たちが寝た後の時間はご夫婦にとっての趣味や
疲れなどを癒すようなひと時を過ごせる空間であること。
これがlia Style 17 Modelのコンセプト。
空間は家族団らんの時間、夫婦の時間・・・
この時間を過ごす間を美しく、心地よくするコトをとにかく重視し
そして家族の繋がりを創るほどよい距離感を大切にしました。
そうそれこそがこの住まいの幸せの象徴。
詳しくは次回の模型公開の時にお話しますね。
lia17の住まいづくりは・・・
オーナーが“子供のため”にという強い想いを暮らしというカタチとして明確にし
家族団らんの場を創り、居心地のイイ住み処となるプロセスとなるのです。
それは居心地のイイ住み処を準備し、整えるという作業であり
そのプロセスは例えるならば”オヤドリの巣づくり”のよう。
そしてその“自分たちの巣”にいる時間はその長さに関わらず
常に気持ちよく、「何かイイね！」って思いながら
ゆるやかに、おだやかに過ごせる住み処であってほしい。
Ｓさまご家族が住まいに集い・・・
みんなが顔あふれる姿を想像してみると
きっちそれは、まるで”鳥が巣籠もり”をしているかのよう。
そんな姿と想像し、暮らしを創造する住まい。
lia Style 17 Modelを【SUGOMORIの住まい】と名づけました。
lia Style初のローマ字での名前ですが
そうした理由は・・・
”巣籠り”のイメージはＳさまの住まいにピッタリだけど
漢字だと硬すぎるイメージがあり・・・
”巣籠り”を美しく、人間らしく表現をしたかったという・・・
曖昧な理由・・・ですね（笑）
オーナーＳさま・・・
lia Style初の名づけになりましたが気に入っていただけましたか？
建物とか土地とかの特徴ではなく
ご夫婦の想い、親心を表現したいと強く思って名づけました。
気に入っていただけると嬉しいです。
次回はお待ちかねの
lia Style 17 Model【SUGOMORIの住まい】の模型公開です！
お楽しみに～。
では。
