こんにちは。ジブですm(__)m
今日は意外に多くlia Styleのwebサイトに来る検索キーワードについて書きます。
それは・・・「寝室 窓がない」「部屋 窓がない」というワードについて。
既成概念でいってしまえば、寝室に窓があるのは当たり前ですよね?
もちろんlia Styleの住まいのほとんどの寝室や部屋には窓があります。
”あえて”窓をつけないという部屋は無いと思います。
ちなみに・・・
建築基準法では、住宅の居室には定める一定の割合の
「採光に有効な開口部(窓等)」を設けなければいけないとなっていることも
理由のひとつになっています。
けどlia Styleには3件ほど窓のない寝室が存在します。
その3つのプロジェクトの共通は「マンションのリノベーション」ということ。
分譲マンションは共有部の工事は一般的には不可能で
窓の位置など変更できない部分が多いと思います。
とはいえ、そこに新たに住まうご家族の暮らしを創造したときに
変更できない部分が弊害となってしまうケースも多いと思います。
けどlia Styleのリノベーションでは窓がない寝室も普通に成立しています。
1件目は・・・
lia Style 08 Modelでは二間つづきの和室を一部屋の寝室に変更。
リビング・ダイニングの広がり感を重視したため寝室は窓のない空間となりました。
TVボードの後ろ側、壁の上部がヌケている部分が寝室ですね。
廊下から寝室とLDKとの位置関係や空間の雰囲気を上の写真で感じれるのではと思います。
LDKの明るさに対し、寝室の少しトーンが落ちた感じが寝室としての心地よさを創ります。
寝室からは間接光のような柔らかい光が上から降り注いできます。
この辺りはプライベート空間とするためのクローズ感も含め
高さ関係の配慮が重要になりますが、
ノムラのこういうところが上手いと思うし、lia Styleの特徴になっていると思います。
あとは壁や天井の色、素材なんかも大事になってきますね。
2件目は・・・
lia Style 12 Model【Re:B】ですね。
このプロジェクトは・・・
約80㎡のマンションに6人家族で住まうというもので
空間構築を考えるときに子供の成長によって可変できる空間を目指しました。
当初5人で寝る予定だったのは上の写真の向かって右の部屋。
ここには窓がありますね。
その時々によって寝る人数が変わることを想定し
取り外し可能なスノコベットを造作。
子供が大きくなった時、双子の男の子が同時に使う部屋となります。
・・・となると、双子の子に部屋を明け渡すとき
ご夫婦はどこかに追い出されることになるわけですね(笑)
それが、上の写真の上が抜けている奥の空間に追い出されることになります。
追い出されたご夫婦が寝るだけのスペースとして
最小限の空間を構築。
明るさは先ほどの子供部屋から取り込むこととしています。
ものすごく明るいわけではありません。
けど真っ暗なわけでもありません。
寝るだけと考えれば十分な明るさとなっています。
ちなみに、この部屋は寝室として機能するまでは
収納として当初、使われる予定でした。
今は・・・どうなっているでしょう?
こんど聞いてみます(笑)
3件目は・・・
このプロジェクトはマンションなのに天井高さが高いという物件の特性を考えて・・・
ソファベンチ横の階段を上がり、寝室に入るという
ロフトのような寝室を創造。
寝室の中から見るリビング・ダイニングは面白く
寝室下は大容量の収納となっています。
面白さ、合理性が考えに考えられたプロジェクトです。
寝室に窓がないだけではなく、それこそ寝るところが部屋というのか?
なんて疑問をもってしまうくらい既成概念に捉われていない住まいです。
オーナーもこういう感じが好きっていうのもありましたけどね(笑)
「寝室に窓がない」ということに関しての結論としては・・・
寝室に窓がなくても、ちゃんと考えて創られた空間なら
むしろ心地よかったりするので全然大丈夫!だと僕たちは思います(笑)
近いうちに・・・
同じような意外に多い検索キーワードの流入の中から
「部屋 3帖」「子供部屋 3帖」「子供部屋 小さい」というのをネタに
ブログを書きたいと思います。
もう・・・大好物な話です(笑)
では。
■この記事でご紹介した事例~窓が無い寝室(マンションリノベーション)
lia Style 08 Model【RE:A】
https://liastyle.jp/works/model08/
lia Style 12 Model【Re:B】
https://liastyle.jp/works/model12/
lia Style 16 Model【Re:C】
https://liastyle.jp/works/model16/