札幌のデザイン注文住宅|lia Style(リアスタイル)

lia Style 30 Model(模型編)

こんにちは。ジブですm(__)m

今日は30Model【陽光の住まい】の模型編です!
既に外観は2棟並びで公開しているので、何だかいつもと感じが違いますね(笑)
とは言えプロジェクトの概要が一番感じれるブログなのでちゃんとお伝えしますよ!

前回の2棟並ぶ模型は>コチラ<

写真は全て拡大できるので拡大してくださいね。

☆外観
・ガルバリウム鋼板の立平葺を採用した凹凸が特徴のファサード。
・北西側からみると土地の細長さを感じる建物の長さが印象的。
・南面のルーバーはカーテンレスの実現のために配置。

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《北側外観》

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《北西側外観》

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《南西側外観》

>前回のブログ<でも書いたようにカースペースを考慮し、建物を南側に奥まらせながら
明るさや豊かさを演出するためにノムラが創造したのが・・・

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建物と塀やルーバーで囲われた庭。
近隣からの視線も遮る役割も持たせながら室内の明るさの確保や
『木を望みたい』というオーナーの想いを豊かさに変え、空間に与えてくれる重要な場所。

☆内観(1F)
・「1階でワンフロアーで生活できるように」というオーナーSさまのご要望が大前提となった空間構築
・既成概念上、一番よい場所にキッチンを配置。
・Sさまの「木をみて暮らしたい」という想いで創造された庭をLDKでL型に囲うように配置。
・家族団らんの間となるダイニングから美しい木をみれるようにゾーニング。
・必要な要素をシンプルに配置することで空間の美しさに繋げている。

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間口の狭い土地なのでかなり細長くゾーニングされてますが
一番のポイントはLDKと庭との繋がりになるますね。

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LDKと庭の関係性を感じれるアングルだと思います。

この角度からみると既成概念的な表現を使うと「大開口はダイニングではなくキッチンについている」
となってしまうのかもしれないですね。

ノムラが創る空間はリビングやダイニング、キッチンなど各々の空間を区分けして考え
それこそパズルの様に組み合している訳ではありません。
僕たちの感覚で言うと、それが間取りといわれるものなのかな・・・と。
間取りが大切ではない。という訳ではないけど僕たちが大切にしているのはソレではないと思います。

lia Styleの住まい、ノムラが創る空間は
ダイニングやキッチンは「家族団らんの間」、リビングは「テレビを見るところ」など
その空間の目的は明確にしているのですが、あくまでひとつの住まいとして空間を整えいく感じの気がします。

この30Modelもダイニングが「家族団らんの間」なのでダイニングが豊かに感じるように・・・という
想いをこめて空間構築しているのです。

・・・なのでアングルをかえると・・・

IMG_2005_DXO

ダイニングからみる庭へのヌケ感が気持ちいい空間です。
もちろんキッチンからみる空間や庭もいいでしょうね!

ただ窓は正対した状態で見るのが全てではありません。
角度をつける事で視野の広がりを感じ、心地よさに繋がる空間もあるのです。

既成概念をぶち壊したいと良く僕がいう想いもそういうトコロにあって
他の誰かが決めたであろう、良く見る当たり前に感じることから疑っていくこと。
そんな頭の中にあるものを疑ってみるネタとしても、この30Modelはロールモデルになってくれると思います。

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リビングからは庭を望むというよりも空間の広がりを感じさせる役割となる大開口。
視線の先が壁になっていてクローズされた感じもあるので上部を吹抜にし、クローズ感を払しょく。
また階段がダイニング横にあるので階段部の吹抜けも相まって、更にダイニングの広がりを感じる。

間口が狭く、細長い土地だからこそ、壁に対し正対すると狭く感じるかもしれない部分を
細長さを利用し、さらに角度をつけて開口をみるなどヌケ感を意識し広がりを演出する・・・
相方の創る空間に度肝をぬかれちゃいますね(笑)

だからこそ今回の30Model、31Modelのコミュニティーも実現したというか・・・
厳しい土地の形状でもノムラなら何んとかしてくれるという信頼?、丸投げ?的な感じなのか
勇気を持って提案できるのも事実。

そして・・・
僕と同じように、オーナーがノムラに対し、丸投げの信頼感をオーナーが持ってくれるからこそ
一緒に楽しみながら住まいづくりができてるのだと思います。

おっと2階の説明がまだでしたね(笑)

☆内観(2F)
・子供部屋×2、大容量の収納と実用的要素が求められた2階。階段を中心に各空間を配置。
・ご主人の趣味のため、また客間としての使用も考慮し、仕切ることも可能なフリースペースを配置。
・階段部、リビング上部、外部と吹抜が多いのが分かる。各々が各々に繋がる空間の豊かさをプラスする。

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階段吹抜とフリースペース部をみると・・・

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フリースペースを仕切る建具は梁に吊られるイメージ。
階段吹抜けは1階(ダイニング)の広がりだけではなく2階のフリースペースのヌケ感にも繋がる。
2階は天井の勾配の変化なども含めてボリュームの変化を楽しめる空間構築だ。

言いたい事は1階の模型と2階の模型の間で言っちゃったので・・・暑苦しいのはこれでおしまい(笑)

次回は31Modelの模型編の公開です。
隣同士なのに全く違う空間となりますのでお楽しみに。

既にK大工が現場に入り、大工工事が始っているので
進捗もお楽しみに。

では。

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それは「会話」から始まる家づくり。

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