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必然性とスキップフロア(2)

こんにちは。ジブです

今日はスキップフロアについて
2回目のブログです

前回は土地の大きさというスペックが
スキップフロアの必然性となったプロジェクトを紹介しました

>前回のブログはこちら<

今回は同じ土地という要素ですが
高低差というスペックが必然性となった
プロジェクトを2つご紹介します

この2つのプロジェクトを経験するまで
もし僕が改めて住まいを建てるとしたら

土地の理想は
「ロケーションが良い変形地」
だったのですが

今は
「ロケーションが良い変形地で高低差があったら楽しそう」
となっています笑

まずは47Modelになります

角度によっては平屋に見えるファサードですが

角度が変わると印象も、ものすごく変わり

ボリューム感も大きく変わるのが面白いプロジェクトです

当時のオープンハウスでの写真ですが
スキップフロアの高さ関係が分かりやすいと思います

2階の下はガレージとなっていて
高低差を利用することで、このスキップフロアが実現しました

平屋に住みたい、
家族団らんの間から子供部屋に向かうような動線という
オーナーのご要望と土地のスペック、予算調整なども含めた空間構築から
4つの層を創造し、創られた住まいです

高低差が必然性ではあるものの
ご要望も含め、実現したといってもいい空間です

47Modelの住まいづくりのプロセスは>コチラ<

次は53Modelですが
このプロジェクトも
オーナーのご要望と土地のスペック(高低差)が
マッチした事例となります

高低差がすこし分かりにくいけど
この写真でいうと右側に傾斜している土地で
ボリューム感が不思議なプロジェクトだと思います

この角度からは平屋ではない感が伝わってきますね!

この住まいは、玄関を開けたら空間の真ん中に土間が突き抜け

勝手口に繋がるという面白いゾーニングになりますが

写真向かって右側の壁はガレージになっていて
高低差を利用して、ガレージ上にスキップフロアとして
寝室を創造した住まいです

この壁に、自転車が飾られています!

ご夫婦お二人で暮らす住まいということもあり
スキップフロアの高低差を利用して
視線を隠し、寝室のプライベートを確保しています

ロケーションも圧巻です。

面白いのが、オーナーが大好きな帯広のインテリアショップが
スキップフロアを採用しているお店で
その雰囲気が好きだと、土地探しの時に聞いていました

僕も知っているお店だったので盛り上がったのですが
普通にスキップフロアをやると無駄なスペースもできるので
土地の状況次第で考えましょう!とお伝えし

山が望める土地を見つけた結果、高低差があって
最初に言われていたスキップフロアになったという
プロセスをもつプロジェクトです

53Modelのプロセスは>コチラ<

高低差がある土地は、確かに住まいを建てる時に
基礎工事や外構工事にお金がかかる可能性がありますが
その分、他ではできない豊かさが生まれる可能性もあります

次回は、また少し違う切り口の
スキップフロアとなった必然性について
書いてみたいと思います

こちらの記事でご紹介した各ModelのWOKRSは下記よりご覧ください

47Model/異層の住まい
53Model/一幅の絵と歩む住まい

では

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それは「会話」から始まる家づくり。

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