こんにちは。ジブです
今日はスキップフロアについて
3回目のブログです
1回目では、土地の大きさが必然性となり
2回目の前回は土地の高低差というスペックが
スキップフロアの必然性となったプロジェクトを紹介しました
今回は土地の大きさも十分で、高低差もなく
オーナーの要望ではなく、ヒアリングの結果
ノムラがスキップフロアを提案をしたというプロジェクトと
ロケーションが良い土地で変形地というスペックの中
ロケーションをより美しく空間に取り入れるために
ノムラがスキップフロアの提案をしたプロジェクト
この2つについてお伝えします
まず1つ目のプロジェクトが17Modelです
一見するとスキップフロア感は
ファサードからは感じられないと思います
このスキップフロアが創られた経緯の詳細は
ブログで確認いただければと思いますが
17Modelの住まいづくりのプロセスは>こちら<
ざっくりまとめると・・・
ご夫婦のお仕事柄を考えると
家族にとって大切な時間を朝食の時間と設定し
その空間が、どんな時でも明るく心地よくするという目的で
大開口を創る意図
お休みの時、お子さんとの時間・距離感を大切にしたいという
オーナーご夫婦の想いの具現化
お子さんが3人いて
自転車など含め、大きな物置が必要だという要素
これらの3つが重なり
ダイニング横にスキップフロアのスタディーコーナーを創るという
空間が構築されました
ファサードでポイントになるのは
大開口の下にドアがあるのが分かりますか?
そこが物置の入り口になるのですが
物置の天井の高さを少し低めにし
その上部にスキップフロアを創造する形となりました
そしてこの陽だまりのような明るさが
スキップフロアを介し、ダイニングに届けられ
毎朝の心地よさとなり
スタディーコーナーに座る子供たちの目線の先には
優しく(?)見守る両親がいる・・・
そういう暮らしを創造した住まいす
このプロジェクトはヒアリングで共有された
「家族との時間・距離感」「物置」という
キーワードがスキップフロアが創られた必然性となりました
次は18Modelになります
このプロジェクトは変形五角形という土地の形状と
道路向かいが並木という最高のロケーションという
スペックをもつ土地に建っています
オーナーがこの土地を購入したのは
「ロケーション」でした
そのロケーションを
より美しく空間に取り込む方法として
ノムラがスキップフロアを提案した流れになります
18Modelの住まいづくりのプロセスは>こちら<
土地と道路・ロケーションの位置関係から
ロケーションを真正面で望むのではなく
ちょっと高いところから
パノラマのように望んだ方が
並木感も感じれて美しいと判断し創られました
好みの車のタイプをヒアリングし
カーポート(カースペース)の天井高さが
低くても大丈夫なことを確認
そのカーポートの上に
中二階となるダイニングを配置して
2階よりも低いところから
パノラマのように見える美しさを実現しました。
このプロジェクトは
ロケーションを美しく望むという必然性が
スキップフロアの採用につながりました
今回のプロジェクト2つの必然性は
「何を大切に暮らすのか」という
ある意味、当たり前のような会話から
生まれた価値観だと思います
スキップフロアの住まいを造ることが目的ではなく
オーナーの暮らしを創造した結果として
スキップフロアの住まいになったというのが
一番、正しい表現のような気がします
こちらの記事でご紹介した各ModelのWOKRSは下記よりご覧ください
■17Model/SUGOMORIの住まい
■18Model/四季彩と暮らす住まい
基本的には、スキップフロアの必然性をお伝えし
lia Styleの空間構築の感覚をお伝えさせていただくシリーズは
終了になるのですが
次回、番外編として
1つの面白いプロジェクトをご紹介させていただきます
では
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■様々な視点で住まいを考えてみた「考察」シリーズもぜひ読んでみてください
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